昨年の休眠挿しは見事に失敗してしまったので、今年もチャレンジしてみたい。タイトルのとおり、しっかり管理すればたぶん成功するであろう休眠挿しを「手間暇かけずにオートでやる」手順として確立させたいのです。
今年選抜された品種は、ノーザンハイブッシュ系の「スパルタン」、ラビットアイ系の「フェスティバル」、「ノビリス(T-100)」、「ホームベル」それから「ヤドキン」の5品種だ。
今までの失敗を糧に、次の一手を考えてみた。
休眠挿しで失敗した原因
過去の挿し木で失敗した原因を公開しよう。
- 挿し穂が急に茶色になった・・・屋外放置で乾燥しすぎが原因だったと考えている。キャップすることで湿度を維持することが出来るため被覆は必須。
- 挿し穂にカビが生えた・・・ボードン袋で覆ってたら切断面に灰色のポワポワした毛がいっぱい生えて枯れた。密封するにしてもたまには空気を入れ替えなきゃ。
- 温室効果で茹で上がる→死亡・・・直射日光を浴び過ぎて中の空気が暑くなりすぎた(たぶん30度以上)。空気の入れ替えに加えて、容積は出来るだけ大きくとりたい。
上記の失敗を繰り返すことなく、かつ最小限の労力と資材コストで何とかしようと思い、ホームセンターやネットの隅々まで探してきたのが『苗カバー510型育苗箱用』だった。
苗カバーを使って失敗原因を克服
ということで、育苗箱510型にぴったり嵌る苗カバーを使ってみることにした。値段は忘れたけど、ホームセンターで200~300円くらいの資材で安い。
失敗しない究極は、ミスト装置を使って湿度100%近い環境を作って、、、というのが理想なんだけど、家庭向けじゃない気がする。別にお金をかけないことが良いこととは思ってないんだけど、もう少し知恵を使うだけでイケル気がするんだよな。
休眠挿しのその後
2019年3月10日現在、挿し穂はみんな元気にしています。
今のところ気温も極端に高くならず室内はちょうど良い環境。少し芽が動き出している。このあたりから湿度維持がより重要になってくると考えている。でも基本は放置。
3/10
葉芽・花芽が膨らんできた
3/16
今のところ脱落無し
3/23
芽が大きくなってきた
3/30
取り損ねていた花芽が大きくなってる