2018年の栽培品種

2018年3月17日(土)です。昨年から栽培を始めたのでまだ1年経ってません。こんなにまめに写真を撮ることは今後無いのかもしれませんが、せっかく棚卸したので記録として残しておこう。

撮り終えてから思ったのが、葉っぱが繁る頃の写真の方が見栄えが良いなあ、ということで、取れ高はあるものの少し不満です。

現在栽培している品種は次のとおりです。

  • ラビットアイ系:18種26鉢
  • ノーザンハイブッシュ系:3種15本
  • サザンハイブッシュ系:4種5本

ラビットアイ系ブルーベリー

パウダーブルー(RB)

パウダーブルー:直立性で樹勢が強い。通販で2年生苗を購入し6号・8号ポットにそれぞれ鉢増しした。もう1本10号鉢もあるので全部で3本ある。今年から実を食べられると思っている品種の中でも、期待度が高め。

昨年から緑枝挿しでコピー作りに励んでいる品種でもある。

ティフブルー(RB)

ティフブルー:直立性で樹勢が強い。ラビットアイでは定番のひとつでウマイらしいが、今年初めて実を食べれる予定です。全部で3本、にゅーっと伸びるシュートから枝分かれしたところに沢山花芽がついている。贔屓目なのかわからないが樹形が好きで最も観察した品種かもしれない。

緑枝挿しに続いて、昨年12月に折れた枝をピートモスに挿した。簡単に増えないか試しているところ。

昨年10月に水耕栽培の企画に使用した緑枝挿し苗は、不運にもこども達のボール遊びによる転倒から復活することなく枯れてしまった。

ノビリス(T-100)(RB)

ノビリス:開帳性で樹勢が強い。通販で3年生苗を買ったときに花が僅かに付いていた。味見のために完熟まで大切に育てたところ、今年食べたラビットアイの中で最高にウマイと感じたのであった。10号鉢も1つ持っているので全部で3鉢。

この時期に来てまだ葉が落ちきってないところが特徴的だ。

緑枝挿しはことごとく失敗して増殖は諦めていたが、大雪で折れた枝を全部整えて休眠挿しにしたら、なかなか調子が良さそうだ。発根するまでは慎重に観察を続けたい。

デライト(RB)

デライト:直立性で樹勢は中くらい。通販で手に入れた1本。おいしいらしいが実は食べてない。コピーを持っておきたところだが、手ごろなサッカーやシュートが得られなく断念。今年実を食べてみてから考えることにしている。

大雪のときは軒下に逃げていた運のいいやつ。なかなか可愛らしい。

ボニータ(RB)

ボニータ:開帳性で樹勢は中くらい。通販で手に入れた1本。特に目的無くコレクション的存在。結構花芽がついているので実は食べられるんじゃないかな?

品種に罪は無いが、緑枝挿し苗は手荒に扱われている。でも枯れない。

アイラ(RB)

アイラ:直立性で樹勢は中くらい。ボニータと同じく通販で2年生苗を買った。コレクションの一つ。枝の方向がどんどん水平に近くなっていく。スカスカだったりコガネムシが入っている様子は無く元気そのものであるが、横に伸びると置き場所に困ってくる。

ウッダード(RB)

ウッダード:開帳性で樹勢は強い。ティフブルー、ホームベルとともにラビットアイ御三家といわれている。6号鉢でよく育っていて、今もっているラビットアイ系の中では最も早そうだ。

3月上旬で既に花芽が多く充実してきたが、結実率は悪いらしいので今後本格的に育てるかどうかはこいつらの成績次第ということになっている。

ブルーシャワー(RB)

ブルーシャワー:直立性で樹勢は中くらい。ホームセンターでなんとなく3年生苗を購入。これも美味しかったら本格的に育ててみようと思う。実はまだ食べたことがない。10号鉢も持っているので全部で2本。

雪で10号鉢のシュートはことごとく折れてしまった。今年実を食べられるのだろうか?

緑枝挿しに続いて休眠挿しもしている。

オンズロー(RB)

オンズロー:直立性で樹勢は中くらい。今年食べた実の中で最も種感が少なく食べやすいと感じた品種。できれば沢山作りたいと思っている。

10号鉢もあるが雪でことごとく折れた。

フェスティバル(RB)

フェスティバル:直立性で樹勢は強い。2年生苗を通販で購入してよく育ったほうの品種。夏の終わりから秋にかけてグイグイ伸びて大きくなった。接木用の台木としてのポテンシャルが高いという記事を拝見してから、急に増やしたい品種上位にランクインした。

休眠挿しを行っているが数が少ない。

ブライトウェル(RB)

ブライトウェル:直立性で樹勢は強い。通販で購入した2年生苗の中で今年生えたシュートが最も伸びた品種だと思う。大きくても省スペースなのが気に入っている。積雪による枝折れにさえ注意すればきっと大きくなるだろう。

そういえばまだ実を食べてない。

バルドウィン(RB)

バルドウィン:開帳性で樹勢は中くらい。ラビットアイ系ブルーベリーの中でも最晩成に位置される品種で、3年生苗?を農協の直売所で買った記憶がある。昨年途中で8号鉢に鉢増ししたが、背丈が伴ってないのでこじんまりしている。今年は強いシュートを期待したい。

緑枝挿して鉢上げした苗たちは無事活着したものの、室内に取り込んで栽培していたものは全滅。冬季間の生長を促進する目論見は見事打ち砕かれた。屋外で放置気味に栽培されていた苗は元気で、最近芽が動き出してきた。

ホームベル(RB)

ホームベル:開帳性で樹勢は強い。ラビットアイ御三家の一つで2年生苗を通販で手に入れた。「ハイブッシュ系統の接木台木用」なんて言われている非常に可哀想な品種。実はまだ食べていない。

将来的には「接木の台木」という使命を果たしてもらうかもしれないので、苗取りもする。サッカーが出やすい品種らしい。

エッセル(RB)

エッセル:開帳性で樹勢は中くらい。野生選抜品種の一つってことで、その辺に生えていたブルーベリー。コレクション目的で2年生苗を通販で購入。味見くらいはしておきたいので、今年は実をつけさせる。

グロリア(RB)

グロリア:開帳性で樹勢は強い。通販で2年生苗を購入したコレクションの一つ。今年実を食べることにする。

スワニー(RB)

スワニー:開帳性で樹勢は中くらい。こいつも野生種の選抜品種でコレクションの一つ。野生種はそのままでは食えないので品種改良される。つまり一般的に美味しくない。食べたこと無いけど。

ところが、他のサイトでアントシアニン含有量が多いという情報を得たので、ジャムにすることで活路が開けるかもしれない。期待してないけど。

コースタル(RB)

コースタル:開帳性で樹勢は強い。コレクションのつもりが何か買うときの抱き合わせで2本になってしまった。実を食べてみようと思う。

オースチン(RB)

オースチン:直立性で樹勢は中くらい。ブルーオーシャンと間違っていた。当然そんな品種は無く、ただ僕が勘違いしただけ。埋もれていたネームプレートにしっかりオースチンと書かれていました。

品種のポテンシャルも今のところ未定だが、なぜか数少ない8号鉢に植え変えられている。今後は特に予定が無い。

ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

スパルタン(NH)

スパルタン:直立性で樹勢は中くらい。ノーザンハイブッシュで最高峰といわれるが反面育成が難しいと言われている。昨年沢山入荷したので僕が最も多く所有する品種となっている。育成方針としては昨年同様、自根で頑張って育てるやつと、ラビットアイ系に接木するものと、穂木採取用などを予定している。

できれば味見してみたい。

ブリジッタ(NH)

ブリジッタ:半開帳性で樹勢は強い。ブリギッタ(Brigitta)と呼ばれることも。通販で入手したノーザンハイブッシュ第2号で頑張って育てる予定。

カロラインブルー(NH)

カロラインブルー:半開帳性で樹勢は中くらい。上記ブリジッタと同じ系統で性質も似たような感じらしい。ノーザンハイブッシュ第3号。

サザンハイブッシュ系ブルーベリー

サンシャインブルー(SH)

サンシャインブルー:直立性で樹勢は強い。矮性のブルーベリーで一般的に実を取る栽培に適していないかもしれない、と買ったあとに判った。土壌適応次第で大きくなる可能性があるそうなので、とりあえず育ててみようか。

2枚目の写真でわかるとおり、とにかく落葉しない。そして花芽が大量についているのが特徴。

オニール(SH)

オニール:半開帳性で樹勢は強い。スパルタンに次ぐ、ハイブッシュ系統で期待している品種。とにかく実がウマイらしい。挿し木したり、ラビットアイに接木することも含めて今年も注目したい品種の一つ。

低温要求量が極めて少ないことを利用した室内促成栽培は見事失敗した。乾燥しすぎたことが悪かったのか?

ミスティ(SH)

ミスティ:直立性で樹勢は強い。大きな果実を期待して農協で追加注文した。晩秋に届いてからは放置気味で栽培しているがそろそろ本気出して大きくなるんじゃないかと。早く挿し木したり、して遊びたい。

ガルフコースト(SH)

ガルフコースト:開張性で樹勢は強い。コメリの298円苗にあったので品種追加購入。なんと2月末時点で花が咲いていた!オニールの受粉用の品種がほしいのでちょうど良いなと。

早生なのか?と思いきや、サザンハイブッシュの中では遅い方だった。きっと気まぐれで咲いているんだろう。

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