6月です。ハイブッシュ系早生品種の収穫がいよいよ始まりますね!
「収穫は気温の低い午前中」と教科書には書いてありますが、9ヶ月ぶりの生食ブルーベリーを完熟まで待てず、色づきはじめたそばから時間関係なく早取り。酸っぱい顔をしながら、シュート先の新芽に群がるアブラムシや飛来する親コガネムシ達と格闘するのがセオリーです。
今年は防鳥ネットも仕掛けたので、鳥の心配もしなく良い。したがって完熟までじっくり待ってみよう! なんだけど、うちの子供たちにとってそれは無理ッ。
完熟前のサザンハイブッシュ系オニール。このくらいの色なら余裕で食べられる。ネットをくぐれる分、ヒヨドリ達より少し賢い。1円~100円玉程度の大きさで爽やかな味わい。
収穫が始まるや否や、緑枝挿しスタート!
昨年より大きくなったラビットアイ系ブルーベリーですが、少々枝が混み合ってきたので、夏季剪定を行います。同時に剪定枝は「緑枝挿し」用の挿し穂として活用できます。実は苗作りの方がメインだったりします。
剪定状況は省略して、後半の緑枝挿しを。
ピートモスをしっかり給水させ育苗箱に入れる
農協で購入したカナダ産ピートモスは細かいタイプで、保水力が半端無い。発根したら根ぐされするかもしれないと思いつつ、今はこれしか無いのでしゃーない。ピートモス100%でいきます。
次は挿し穂の準備。10cm程度にカットして葉は2~3枚程度に
楊枝みたいな枝も一応挿しておくことにする。2mm~8mmまでいろいろあるです。昨年やった経験上、どんな枝でも何とかなるでしょ?的な気持ちで切り戻しもする。
葉っぱを半分カットしたらようやく給水タイムだ。
水を入れて用意したプラコップは倒れないようシステムトレーに立てる。準備した挿し穂はすぐにコップの水の中へ。そして待つこと3時間。
炎天下でずっと作業してたことに気づいたのは、最後のガーデンブルーを挿した頃。首筋がチクチクしてきたぜ。ヤッベ。
サクサク挿して緑枝挿し完了、発根チェックは40日後
作業前の状態。ピートモスは朝早くから湿らせたもので。水揚げが十分にできた頃合を見計らって一気にピートモス育苗箱に挿していく。株間は2cmだ。
はい完了。強風や直射日光を避けるため、昨年同様収穫コンテナを上から被せることにした。40日くらい経ったら発根チェックしてみよう。目安は7月20日ごろです。