初心者が市販のブルーベリー苗を買うときに気をつけた方が良いこと

「とりあえず初心者向けのラビットアイ系統の品種を育ててみる。」ということを基本に今年からブルーベリー栽培をスタートしたんだけど、ホームセンターや農協の直売所なんかで売っている苗はハイブッシュ系統も普通にあるので、上級者向けと知りつつも気になっている。

という流れで、なんとハイブッシュに手を出してしまった！

先月注文したスパータンに続き、今月は新たに４品種を衝動買い。オニール、ブリジッタ、カロラインブルー、サンシャインブルー（いずれも２年生苗）が我が家のブルーベリーパークに追加されることになった。

もう、何品種あるかわからなくなってきたし、そもそも生長した後の鉢植え設置スペースはない。全て上手く育つとも限らないしなー、ってことでペンディング。この問題は育ってから考えることにする。

いろんな店で秋苗販売

日課のブルーベリー観察に加えて、訪れる先々でブルーベリー苗を見ているせいか、苗選びや相場についてはだいぶ目が肥えてきたように思う。販売してる苗を見るだけで店の信頼度とかも判るようになってきた（つもり）。

今週は入替え時期なのか、どの店も新規でブルーベリー苗を入荷している。店ごとの特徴をまとめてみるのも面白い気がするね。

今売っている苗は２年生～３年生のもの。おそらく来春には花を咲かせて実をつけることになるが、本格的な収穫は再来年の夏以降で２年近く先。これから苗を買おうという人で、ブルーベリー自体の収穫を目的としている場合はできるだけ大きなものを買うと良い。収穫が早くなる。

混植苗鉢も売っている？

栽培するときは結実率を高めるために２品種以上が必須ですが、１つの鉢に２品種植え込んだものも売られています。初めて栽培するのに２鉢も買うのは結構思い切らなければならないので、こういった考え方も良いのかもしれないね。

混植苗の購入で気をつける点を挙げれば、根の領域が少なくなるので成長が期待できないこと、それから混植する品種の組み合わせが正しいか、が大事。

こんなのには注意↓

花の王国あいち「実がつきやすい２種混合植えです♪」って、ラビットアイとサザンハイブッシュを混植ｗｗｗ　というか、「レッドジュエル」ってラズベリーじゃ？

僕が知らないだけかもしれないけど、教科書的にラビットアイとサザンハイブッシュの組み合わせでで結実率が良くなるといった記述はまだ見たことが無い。この画像は、荻原 勲、「家庭でできる おいしいブルーベリー栽培12か月」、家の光出版、2017年、87ページより拝借。

「２品種選ぶ」を「違う系統２種類」と勘違いした栽培初心者はきっとブルーベリー栽培は難しいなあ、と思うに違いない。