第2回目の緑枝挿し 2017年7月

7月9日に続いて、第2回目の緑枝挿しを行いました。

今回の挿し穂はバルドウィンです。晩成品種で甘さに定評がある品種らしいです。「らしい」というのもまだ実を食べたことがないからで、今年は樹を大きくするために花芽をすべて剪定しています。

この前の挿し木のときと同じ理由で、とりあえず下の方の枝が邪魔な気がするのでカット。切った枝を挿してみよう。

バルドウィンの緑枝挿し

下の道具を使って作業を行いました。上手くいくことを前提に手順を記録しておこうと思う。

左上から、ネームプレート(あとで品種を混同しないために必須)、マジック、切り出しナイフ、ハサミ、剪定ばさみ、ネームプレート(裏面に作業年月日を記載)。

緑枝挿しの備忘録

緑枝挿しの手順は教科書的を見れば一通り書いてあるんだけど、携帯があればいつでも思い出せるようにメモしておこう。

  1. カットした枝を10~12cmに揃えて1時間水につける
  2. それぞれの枝の下の葉をとり除き上から2~3枚を残す
  3. 残した葉は半分にカット
  4. 挿す方の枝先をナイフで斜めに切り落とす
  5. ピートモスを敷き詰めた育苗箱に差し込む
  6. 水をたっぷりかける

2日くらいは水をやらなくても十分湿っているピートモス。これで4品種、3列分約30本の挿し穂を用意できたわけです。

緑枝挿しは、水管理さえうまく出来れば失敗しないようです。とりあえず初めてなので成功率50%以上を目指したいですね。

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