ラビットアイの挿木苗の生育を見守っているわけですが、地上部の伸長が思った以上に緩やかで、それは気温が低いせいだと思っている。一方で根の方の生長はそこそこしっかりと進んでいて、第1弾の鉢上げ組は鉢の外周部分まで届いていた。
今日から11月。木枯らしも吹いた後で気温もグッと低くなってきたので、さすがにこれ以上の生長は期待できないかもしれないなあ。
とそんな時に、挿木苗の室内栽培を思いついた!
挿木苗を室内で越冬、「甘やかし栽培」
十分な挿木苗のストックがあって且つ、お気に入り品種3種を室内に移行する。
屋外でボカシ肥料を振っていたいこともあって、虫などの微生物はあまり持ち込みたくないので、用土を入れ替えてから室内へ。と同時に、有機物を分解する微生物達も失われることになるので、当面は液肥を与えていく方針だ。
鉢は通気性を重視して7.5cmのスリットポットを使う。基本となる用土は、ピートモス6:籾殻4の割合。籾殻を一定量入れることで水はけが飛躍的に良くなり、乾燥気味に育てることで根の伸長を促す作戦だ。室内ならば水をやることだってそれほど億劫ではない。
水やりは基本EC1.0のハイポニカ養液を十分に与えた後、しっかり水を切る感じで。
ティフブルーの鉢替え
ということで、今日の作業記録はティフブルーの鉢替えの様子を。
- 根の伸長が確認できる苗を選抜
- ポットから苗を抜き、籾殻入りピートモス上で根洗いして土を落とす
- 籾殻と良く混ぜて新たな鉢に植えつける
- 軽く水をかけ水はけチェック・用土をならす
- 液肥をかけてから十分に水分を切る
- 室内の暖かいところに設置する